環境リスク管理

環境リスク管理

目次

  1. 化学物質の適正な管理
  2. 化学物質の把握及び報告
  3. 改正フロン法への対応
  4. PCBへの対応
  5. 石川サンケン pH異常排水の河川漏洩対策

化学物質の適正な管理

化学物質の適正な管理
電子錠により管理された分解室

当社では、法令順守、地球環境の保全、事故の防止、労働安全や健康確保、製品安全のために「化学物質管理マニュアル」を策定し、化学物質の適正な管理に努めております。
また、化学物質によるリスク低減を図るために、定期的に使用・貯蔵場所のパトロールを行っています。さらに、分解室の電子錠による入出管理(教育受講済者のみ入室可)を行うなど、事故の未然防止に努めています。

化学物質の把握及び報告

「埼玉県生活環境保全条例」に基づいて、特定化学物質の取扱量を埼玉県に報告しています。
2021年度は硝酸、硫酸の2物質の取扱量を報告しました。

改正フロン法への対応

2015年4月に施行されたフロン排出抑制法に適切に対応しました。数百台の対象機器を抽出し、法律で定められた点検等を実施しました。
今後も温室効果ガスの削減を踏まえ、ノンフロン機器等への置き換えを推進してまいります。

PCBへの対応

トランス、コンデンサー等に使用されていたPCBは保管場所を決め集積・管理し、行政へ管理状況を報告しています。

石川サンケン pH異常排水の河川漏洩対策

中間槽でpH異常となった際に警告が発令されますが、担当が対応に駆け付けるまでの間は加圧ポンプが停止していないため、「 ④ ⇒ ⑤ ⇒ ⑥ 」のフローのように最終放流層から河川に流出する恐れがありました。環境汚染防止の観点より、中間槽のpH異常時に加圧ポンプの起動を自動的に停止する回路を追加し、「 ① ⇒ ② ⇒ ③ ⇒ ① 」のフローで調整する事により異常排水の漏洩を防ぐ事が可能となりました。

PH異常排水の河川漏洩対策