DX推進体制、環境整備

全社の業務変革と先進的なデジタル技術を融合させるための体制整備

DX推進会議

  • DX推進を具体化するため、当社グループでは各組織の部門長クラスを「DXプロデューサー(DXP)」に任命し、部門の課題に沿ってデジタル変革の効果が期待できるテーマを設定させています。
  • 当社グループのDX推進における意思決定のため、経営トップ主催の「DX推進会議」を設置しました。経営トップの意思をDXプロデューサーの取組みに確実に反映させていきます。
  • DX推進会議では、それぞれのDXプロデューサーが取組むテーマの重要性・緊急性・効率性などに基づいて、予算・要員・実行期間の適正配分を図るとともに、DXを支えるIT部門が最適なデジタル技術を採用・導入する体制を構築します。

DX・IT人材の体制強化

  • 業務に携わるすべての人材がDXに取組めるよう、DX教育プログラムを策定しています。基礎教育からレベルアップできる形を取り、DX人材の育成を図っていきます。
  • DX推進を支えるIT人材の幅と厚みを増すために、社内IT人材のシフトを行い適正配置を進めます。また、全社に関わる大規模なIT施策に対しては、社内の各部門に所属するIT人材を集約し一丸となって取組めるよう、各部門の連携や協働を強化していきます。

DX推進に寄与する統合デジタル基盤

Sanken Integrated Digital Base

当社では、各業務で扱うデータを有効活用し、また、デジタル技術の標準化でDX施策を迅速に展開するための支えとなる、新たなIT基盤の整備を進めていきます。IT基盤は、デジタル技術による業務変革を担う「アプリケーション」、業務に必要な情報を担う「データベース」、それらを支える「ITインフラ」の3要素で構成します。
アプリケーション
  • 調達・生産・販売・サービス・会計などの業務をデジタル技術で変革・最適化して、業務の進み具合を可視化するとともに、関連する業務で必要な情報をデータ化する役割を担います。
データベース
  • それぞれの業務で発生させたデータを、関連する業務で用途・目的別に活用できるよう、収集・成形・蓄積し、情報資産としての付加価値を高めます。
ITインフラ
  • デジタル技術の恩恵を全ての従業員が安全・安心・快適に享受できるよう、いつでも・どこでも・どんなシステムでも、セキュアに・シームレスに・様々な機器で活用できるITインフラを整備していきます。