ESGデータ
省エネ対策と温室効果ガス
地球温暖化防止に取り組むため、各事業所の有効な活動を取り入れながら、CO2排出量の効率的削減に努め、2020年度は、前年比3.3%減少し、削減目標を上回ることができました。
今年度もエネルギーロス削減を図り、削減目標達成を目指します。
CO2削減量(前年比)
2019年度 | 2020年度 | |
---|---|---|
目標 | 実績 | 実績 |
-1% | -3.2% | -3.3% |
温室効果ガス排出量の推移(国内生産拠点 計)
CO2排出量と売上高原単位の推移

水使用量の推移(国内生産拠点 計)
水使用量と売上高原単位の推移

サンケングループは、上水、地下水、工業用水の水資源を利用しています。水資源は、大切な限りある資源と認識し、生物多様性および生態系の保護の観点からも、水使用量の削減に努めています。
尚、「水資源の削減」については、工場単位で推進しておりましたが、今後は国内拠点全体として「前年度比原単位1%改善」の目標を設定し、取り組んでいきます。
廃棄物の削減と資源循環
資源の有効利用および枯渇防止の一環として、「ごみの発生抑制」「排出量の削減」「再資源化の推進」を継続的に展開し、国内各拠点での再資源化率99%以上を維持しています。また、本社の廃棄物については、27分類以上に分別し、細かく管理することより、リサイクル化の推進に努めています。
昨今注目されている「廃プラスチック」については、国内指定業者に処理を依頼し、業者は自社で焼却のうえ、発電や乾燥工程に利用しています。処理に関しては、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、マニフェストにおける管理を徹底するとともに、定期的に業者に出向いて確認を実施しています。
再資源化
2019年度 | 2020年度 | |
---|---|---|
目標 | 実績 | 実績 |
99%以上 | 98.3% | 99.8% |
廃棄物発生の推移(国内生産拠点 計)
廃棄物排出量と再資源化推移

事業活動と環境負荷
2020年度の国内製造拠点のエネルギー消費量、化学物質などの生産に伴う資源投入量と、二酸化炭素(CO2)、廃棄物などの排出量は下記の通りです。
電力 | 143,510MWh | (▲3.9%) |
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重油 | 2,205kL | (1.7%) |
軽油 | 8.0kL | (─) |
灯油 | 31kL | (▲11.6%) |
LPG | 71t | (▲7.3%) |
上水 | 302千m³ | (▲11.9%) |
---|---|---|
工業用水 | 1,057千m³ | (▲3.8%) |
地下水 | 722千m³ | (▲4.6%) |
半導体材料、 金属材、プラスチック材、電装部品、化学薬品、ガス(窒素、酸素など)、ダンボール
コピー用紙 | 29t | (▲22.8%) |
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研究開発、
設計、
資材調達、
製造
二酸化炭素(※1) | 76千t-CO2 | (▲3.4%) |
---|---|---|
硫黄酸化物量 | 13t | (─) |
窒素酸化物量 | 0.008t | (─) |
総排水量 | 1,453千m³ | (▲5.4%) |
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公共用水域 | 1,357千m³ | (▲5.0%) |
公共下水道 | 16千m³ | (▲12.4%) |
大気排出量 | 7t | (-) |
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水系排出量 | 0t | (-) |
廃棄物排出量 | 24t | (-) |
総排出量 | 4,507t | (▲2.5%) |
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再資源化量 | 4,476t | (-) |
最終処分量 | 31t | (-) |
※1 二酸化炭素のうち、電力は電気事業連合会発表値、他は温暖化対策法の値を使用。
労働環境の質的充実に向け、さまざまな取り組みを行っています
当社は、「従業員一人ひとりを尊重し、すべての従業員に公正に接する」ことを経営理念に掲げています。この考えを基本として、当社は従業員の能力開発に必要な機会、安全で働きやすい職場環境の整備に注力しています。
労働力の多様性/Workforce diversity
No. | 項目/Question | 回答/Answer |
---|---|---|
1 | 年度 Year |
2021年 |
2 | 上級管理職(マネジャー以上)の従業員数 Total number of employees in senior management (managers & above) |
123名 |
3 | 上級管理職に占めるの女性の従業員数 Number of women in senior management |
5名 |
4 | 上級管理職に占める女性の割合 Percentage of women in senior management |
4.1% |
5 | 女性の取締役人数 Number of women directors on board |
0名 |
6 | 取締役の総人数 Total number of directors on board |
9名 |
7 | 取締役会に占める女性取締役の割合 Percentage of women directors on the board |
0% |
8 | 総従業員数 Total workforce |
890名 |
9 | 女性の従業員数 Number of women employees in workforce |
165名 |
10 | 総従業員に占める女性従業員の割合 Percentage of women employees in total workforce |
18.5% |
11 | 新入社員総数 Total number of newly hired employees |
17名 |
12 | 新入社員の女性従業員数 Number of women employees in new hires |
1名 |
13 | 新入社員の女性従業員の割合 Percentage of women employees in new hires |
5.9% |
14 | 会社の女性従業員の平均雇用年数 Average years employed by the company for female employees |
18.2年 |
15 | 会社の男性従業員の平均雇用年数 Average years employed by the company for male employees |
18.1年 |
16 | 女性と男性の平均雇用年数の差 Percentage difference in average employment years for female to male employees |
0.6% |
当社の各種休職者数は、下記となります。
2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
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産児休暇者数 | 12 | 11 | 8 | 15 | 13 | 3 | 1 |
育児休業者数 | 17 | 18 | 19 | 15 | 24 | 10 | 16 |
多様な人財獲得への取組み
様々なバックグラウンドを持った人財が集まり、新しい価値観がぶつかりあうことでイノベーションが生まれることを期待しています。外国人や障がい者の積極採用にも取り組んでいるのは、イノベーションが生まれるための施策のひとつです。
また、多様な人財を獲得するためにはそれを受入れる会社の土壌が必要です。前述のダイバーシティマネジメント研修のほか、在宅勤務をはじめとした勤務制度の見直しなども進め、より多様な人財が活躍できる会社づくりを推進しています。
その他、学生が社会に対する理解を深める機会を提供するために、短期~数ヶ月のインターンシップ受入れも行っています。
※期末時点 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
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新卒採用数 | 16 | 28 | 17 | 22 | 24 | 18 | 17 |
(内、外国人) | 6 | 7 | 3 | 7 | 5 | 6 | 2 |
中途採用数 | 9 | 7 | 25 | 18 | ─ | 7 | 25 |
障がい者雇用数 | 35 | 34 | 33 | 31 | 29 | 26 | 21 |
インターン数 | 19 | 19 | 23 | 20 | ─ | ─ | ─ |