採用情報

高田 泰さん(製造技術)

高田 泰 写真

新技術をリーダーとして根付かせたい

高田 泰

入社  2009年
所属  堀松工場製造技術係

入社の決め手は何ですか?

工学部で学んだ経験を生かして地元の石川県内で働きたいと思い、企業を探していました。そんな中、ネットで見つけたのが、当社の社長のインタビュー記事でした。
仕事内容やポリシーに心に響くものがあり面談を申し込んだところ、社長や役員の方々に大変フランクに接していただき、アットホームで風通しのよい社風を感じました。
即戦力として強く求められたこともあり、すぐに入社を決断しました。

高田 泰 仕事風景

今どのような仕事をしていますか?

入社まもなく現在の部署に配属され、今年で10年目となります。主な仕事は、新技術や新製品のサンケン電気へのサポート、また品質向上及び、工場で生産された製品の出荷判断です。
10年のうち3年間は、上司の勧めでグループ本社「サンケン電気」(埼玉県)に出向し、技術習得に務めました。ここでは最新技術の習得だけでなく、本社の社員とパイプをつなげる役割も担いました。
3年間で得た一番の収穫は「ダイス」という工程に関する新技術を習得できたことです。ダイスとは、集積回路が形成された円盤状の半導体素材を細かく切り分ける工程のことで、単純作業であるがゆえに、当社ではダイスに関する新技術が浸透していませんでした。この新技術のリーダとして技術の浸透や工程の確立を図るのも、現在の私の重要な仕事になっています。

やりがいを感じた出来事はありますか?

新技術の導入にあたって特許を取得し、自分の名前が残ったときはやはり感動しました。
本社での経験は私のキャリアを形成してくれ、技術的にも人間的にも成長できたと思います。会社がチャンスを与えてくれたことにもとても感謝しています。
社内には、出向という形でなくとも、短期出張で他社の最新技術の見学に行かせてもらえたり、社内外のセミナーに参加できるなど、学ぶ機会がたくさんあります。知識を常にブラッシュアップしたい技術者にとっては、非常にありがたい環境だと思います。

職場の雰囲気や環境を教えてください。

部署全体がやわらかい雰囲気で、仕事はもちろん世間話や個人的な悩みも言い合える環境です。
私は趣味の家庭菜園の収穫物をよく配っていますし、みなさん旅行に行ったらおみやげを買ってきてくれますね(笑)。仕事上で困ったことがあっても、すぐにフォローやアドバイスがもらえるので心強いです。
一時期、私が仕事上で思うように進まないことがあったときも快くサポートしてもらい、本当に助かりました。これからはお世話になった先輩方をフォローし、後輩たちもしっかりと育てていきたいと思っています。