History
1937年、旧東邦電力(株)の創立50周年記念事業として、当時同社の社長であった故松永安左ヱ門氏により、実際の社会に役立つ産業開発を行うことを目的とする科学的試験研究機関として(財)東邦産業研究所が創設されました。
同研究所の半導体研究室主任であった故小谷銕治氏は、終戦により解散となった同研究所の技術者と設備を継承し、1946年、東邦産研電気(株)を設立。その後1962年に現社名であるサンケン電気(株)へ社名を変え、現在に至ります。
研究機関が事業の始まりだったためか、研究に対する真面目で真摯な風土が今もなお強く息づいています。エレクトロニクス産業とともに成長し、パワーエレクトロニクス分野のメーカーとして確かな地位を築いてきました。これからもパワーエレクトロニクスの分野で革新者であり続け、独創的で先進的な製品の開発に挑戦し続けていきます。
戦前の電力会社旧東邦電力(株)(中部電力(株)などの前身)の社長であった 故松永安左ヱ門氏により、社会に役立つ新興産業の開発を目的として創設された。
東邦産業研究所の半導体研究室主任であった故小谷銕治氏は、終戦により解散となった同研究所の技術者と設備を継承し東邦産研電気(株)を設立。研究所時代から続く亜酸化銅、セレン整流器での成果をもって半導体専業の工場を創設した。
サンケン電気の“サンケン”は“産業研究”が由来となっており、戦後日本の黎明期に産業発展のために設立された研究所が基礎となっている会社です。
私たちは、半導体をコアビジネスに、パワーエレクトロニクスとその周辺領域を含めた最適なソリューションを提供することを使命とし、世界各地の産業・経済・文化の発展に寄与する。
私たちは、常に技術力と創造力の革新に努め、品質の確かさを追求する。さらに顧客と価値観を共有し、独自の技術をもってグローバルに事業を展開する。
私たちは、従業員一人ひとりを尊重し、すべての従業員に公正に接する。また、従業員は信頼される個人、そして企業人として成長するよう努める。
私たちは、技術と創造を重んじる企業人として、高い倫理観に依って業務を遂行し、公正さと高潔さをもって顧客や取引先に対して接する。
私たちは、株主のために会社の価値を最大限に高め、社会的な責任を果たし、環境との調和に努める。
Philosophy