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環境パフォーマンス

環境活動の状況は適宜に評価・測定され、翌年の計画に反映されます
環境活動の状況は適宜に評価・測定され、翌年の計画に反映されます

省エネ対策と温室効果ガス

地球温暖化防止に取り組むため、各事業所の有効な活動を取り入れながら、CO2排出量の効率的削減に努めましたが、2018年度は、前年度比0.7%増加し、削減目標には届きませんでした。
今年度はエネルギーロス削減を図り、削減目標達成を目指します。

CO2削減量(前年比)

2018年度 2019年度
目標 実績 目標
-1% +0.7% -1%

温室効果ガス排出量の推移(国内生産拠点 計)

CO2排出量と売上高原単位の推移

水使用量の推移(国内生産拠点 計)

MOVPE装置 チラー冷却塔

2018年度、サンケングループ全体では約10%弱の水使用量削減を達成しました。
2018年12月には本社で稼働していたMOVPE装置を福島サンケンに移管し、本社では装置を冷却するために地下水を利用していましたが、移管先の福島サンケンでは、チラー冷却設備を建設し、循環方式の冷却としました。
この結果、本社で使用していた地下水は前年比70%の大幅削減となりました。

水使用量と売上高原単位の推移

サンケングループは、上水、地下水、工業用水の水資源を利用しています。水資源は、大切な限りある資源と認識し、生物多様性および生態系の保護の観点からも、水使用量の削減に努めています。

廃棄物の削減と資源循環

資源の有効利用および枯渇防止の一環として、「ごみの発生抑制」「排出量の削減」「再資源化の推進」を継続的に展開し、国内10拠点での再資源化率99%以上を維持しています。また、本社の廃棄物については、27分類以上に分別し、細かく管理することより、リサイクル化の推進に努めています。
昨今注目されている「廃プラスチック」については、国内指定業者に処理を依頼し、業者は自社で焼却のうえ、発電や乾燥工程に利用しています。処理に関しては、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、マニフェストにおける管理を徹底するとともに、定期的に業者に出向いて確認を実施しています。

再資源化

2018年度 2019年
目標 実績 目標
99%以上 99.8% 99%以上

廃棄物発生の推移(国内生産拠点 計)

廃棄物排出量と再資源化推移

マイカップ・マイ水筒運動

「プラスチックごみ」の社内における廃棄量削減に向け、出来ることから実施する第一弾として、『マイカップ・マイ水筒運動』を2019年8月より国内全事業所で取り組んでいます。とりわけ、社内の「ペットボトル」や「使い捨てプラスチックカップ」などの廃棄量を抑制し、SDGsが目指す「持続可能な社会の実現」に寄与していきます。

マイカップ・マイ水筒(ボトル)運動

(参考)
ペットボトル廃棄量:156,000本(約4トン)/年(本社・川越工場・東京事務所・大阪支店・その他営業所)

事業活動と環境負荷

2018年度の国内製造拠点のエネルギー消費量、化学物質などの生産に伴う資源投入量と、二酸化炭素(CO2)、廃棄物などの排出量は下記の通りです。

( )内は前年度比の増減率

INPUT(投入量)

【エネルギー 1,622TJ(1.0%)】

電力 153,402MWh (1.9%)
重油 2,249kL (▲12.3%)
軽油 0.2kL (─)
灯油 33kL (3.7%)
LPG 77t (▲2.7%)

【用水 2,329千m3(▲1.5%)】

上水 374千m3 (3.2%)
工業用水 1,084千m3 (0.5%)
地下水 876千m3 (▲3.3%)

【原材料】

半導体材料、金属材、プラスチック材、電装部品、化学薬品ガス(窒素・酸素など)、ダンボール

【用紙】

コピー用紙 38t (▲8.2%)
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事業プロセス
研究開発、設計、資材調達、製造
製品
次へ
OUTPUT(排出量)

【大気環境への負荷】

二酸化炭素(※1) 81千t-CO2 (0.7%)
硫黄酸化物量 11t (─)
窒素酸化物量 1t (─)

【水環境への負荷】

総排水量 1,630千m3 (▲1.5%)
 公共用水域 1,630千m3 (▲0.1%)
 公共下水道 34千m3 (▲4.3%)

【化学物質(PRTR法報告対象物質)】

大気排出量 8t (−)
水系排出量 0t (−)
廃棄物排出量 30t (−)

【廃棄物】

総排出量 5,349t (▲2.7%)
再資源化量 5,332t (−)
最終処分量 16t (−)
  1. ※1 二酸化炭素のうち、電力は電気事業連合会発表値、他は温暖化対策法の値を使用。
環境パフォーマンスデータ
    単位 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
電力使用量 生産拠点計 千kWh 199,915 182,613 154,597 151,282 148,967 147,402 147,503 147,947 149,492 152,412
非生産拠点計 千kWh 1,318 1,419 1,214 1,226 1,110 1,030 1,038 995 988 990
熱量 生産拠点計 GJ 2,154,897 1,962,109 1,636,950 1,591,287 1,562,522 1,551,372 1,564,286 1,578,096 1,595,810 1,612,184
非生産拠点計 GJ 13,615 14,993 12,511 12,226 10,324 11,320 10,695 10,257 10,138 10,160
CO2排出量 生産拠点計 t-co2 80,911 71,466 80,004 77,632 77,870 77,415 78,291 79,158 80,069 80,609
非生産拠点計 t-co2 490 524 578 584 504 557 526 505 498 499
上水 生産拠点計 m3 484,726 484,670 423,737 389,242 397,923 377,981 382,280 372,089 380,985 368,437
地下水 生産拠点計 m3 1,497,646 1,258,900 889,078 908,987 811,879 821,356 882,233 992,433 905,919 876,240
工業用水 生産拠点計 m3 883,277 842,253 893,741 891,988 902,484 986,767 997,639 1,040,640 1,078,086 1,083,938
用紙購入量 生産拠点計 t 36.9 34.3 30.9 34.6 36.4 37.4 34.2 35.0 33.3 30.7
非生産拠点計 t 15.1 14.0 13.2 12.9 11.3 10.2 10.4 10.0 8.4 7.6
硫黄酸化物量 生産拠点計 t 0.6 6.9 3.0 4.4 0.0 9.2 9.5 10.8 11.8 11.5
窒素酸化物量 生産拠点計 t 2.6 2.6 4.5 2.7 0.0 2.0 1.7 1.8 0.8 0.9
PRTR 大気排出量 生産拠点計 t 4.1 4.4 4.3 5.9 5.3 5.1 6.2 4.5 7.7 0.0
PRTR 水系排出量 生産拠点計 t 4.2 3.0 3.1 0.8 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0
PRTR 廃棄物排出量 生産拠点計 t 39.5 16.8 16.6 21.2 16.6 12.6 26.0 23.6 31.0 0.0
廃棄物 総排出量 生産拠点計 t 6,249 6,462 4,871 4,508 5,295 5,146 4,417 4,687 5,496 5,349
内廃プラスティック 生産拠点計 t 745
廃棄物 再資源化量 生産拠点計 t 6,214 6,436 4,848 4,489 5,278 5,131 4,407 4,677 5,486 5,332
廃棄物 最終処分量 生産拠点計 t 35 26 23 19 17 16 10 10 10 16

国内生産拠点は、サンケン電気本社、川越工場、石川サンケン、山形サン ケン、鹿島サンケン、福島サンケン、サンケンオプトプロダクツ

環境に関するトピックス(画像による検査工程)

効率的な生産体制

石川サンケン

人による目視検査を画像カメラによる自動検査に変更することで、生産効率向上に取り組んでいます。
実際に「内観目視検査の画像カメラ検査化」や「JCR工程のJCR有無目視の画像カメラ検査化」などで、2015年より約30人の人員削減が実現しました。

福島サンケン

「顕微鏡目視検査」から「画像カメラ検査」に置き換えることで、自動化・省人化に取り組み、2017年より約5人の人員削減が実現しました。

検査装置 検査装置
チップ検査(裏面) チップ検査(裏面)
チップ検査(表面) チップ検査(表面)

開発途上国への支援

サンケンインドネシアにおいて、地元の有力企業とパートナー契約を締結し、再生可能エネルギーや太陽光、通信インフラなどのさまざまな事業を推進しています。

具体的な取り組み

電化が進んでいない離島やへき地に向けた太陽光発電による発電/畜電システムに当社の「マルチパワコン」が使われています。「マルチパワコン」とは、発電/畜電を制御し、AC(交流)電源を家庭に供給する最も重要な機能を持つ製品です。また,複数台接続することで、各システムの利用状況に応じて電力をシェアすることができ、その方法を直流に用いるという技術的にも最先端のものです。
現在は実証試験が継続していますが、今後は実際の離島など3か所でのフィールド試験を予定しており、本格的な導入に向けて推進しています。


自然環境の保全

石川サンケン堀松工場敷地内に「ブナの木(6本程)」が見つかりました。このブナの木は環境にやさしい木であるとともに、標高33メートルという、日本のブナの中で最も低い土地に群生している珍しい木であることが判明しました。石川サンケンでは、このブナの木を守ることで、自然環境の保全につながると考え、また、この希少な木を後世に残していくため、敷地内の造成計画を変更し、整備・保全に努めてまいります。

6本のブナの木

手入れの様子

エアコンの見直しによる電気使用量の削減

2018年度は、本社2号棟2階居室の空調機を更新し、電気使用量を削減することができました。

改善内容 使用量(年間)
使用電力 CO2換算 金額換算
エアコン更新前(エアコン7台) 139,704kw 64,543kg 2,514,672円
エアコン更新後(エアコン5台) 63,072kw 29,139kg 1,135,296円
削減効果 76,632kw 35,404kg 1,379,376円
※CO2換算は、2017年度 東京電力エナジーパートナーの排出係数 0.462kg-CO2/kWhから算出
※金額換算は、本社電気料金より算出
※少数点以下は切り捨て

削減効果は年間約1,379,376円、CO2は約35,404kg相当となっております。

鹿島サンケン

2021年までに(2019上期工事延期のため)HCFC(R22)の全廃を目指して空調機の交換を進めています。

対象の空調機は45台
2018年 2019年 2020年 2021年
10台 8台(2019上期工事延期のため) 16台 6台
実施済 計画 計画 計画

更に、確実な法規制遵守のために、排出ガス、排水、騒音・振動等について、拠点ごとに法律や条例の規制値より厳しい自主管理値を設定しています。
2017年度も行政機関等から指導、勧告等、及び近隣からの環境に関する苦情はありませんでした。

予想効果

・冷房能力不足の解消
・除湿能力不足の解消
・加湿能力不足の解消
・HEPAフィルターによるクリーン度向上
・省電力 2016年空調機電力の15.7%削減

福島サンケン

太陽光発電の設置

再生可能エネルギーの導入として昨年の川越工場に続き本年度は福島サンケンに太陽光発電を設置しました。また、省エネ効果を高めるため電力デマンド装置も導入いたしました。

概要
発電出力 39.2kwh
パワーコンディショナー 当社販売製品×4台
投資額 12.4百万円

受賞: 東北経済産業局長賞

2018年2月、エネルギー管理優良工場部門において東北経済産業局長賞を受賞しました。

改善内容 ① 年間効果金額
排熱を空調に利用 評価設備の排熱を、排気ダクトを分岐し事務所側へ引き込み暖房負荷の軽減を図りました。 84千円

改善内容 ② 年間効果金額
人感センサー活用 エアコン消し忘れタイマーに人感センサーを取り付け、無人の際は停止するよう制御し節電効果を拡大させました。 255千円

半導体信頼性評価センター

半導体信頼性評価センター

半導体信頼性評価センター 内部の様子

2019年4月、石川サンケン本社敷地内に建設しました「半導体信頼性評価センター」が稼働を始めました。
これまで、本社・川越工場・石川サンケンと3ヵ所に分散していた製品評価を1ヵ所に集約することにより、製品開発の評価スピードを改善することができました。
また、環境面においても、排熱を考慮したフロア設計および評価装置を集約したことによる空調効率の改善によって、電力料金を年間22百万円と大幅な削減が実現する見通しです。

山形サンケン

排水処理棟

生産工程増強に伴う工程排出水の増加による処理能力不足を解消する目的、および工場排水が水質汚濁防止法の排出基準に適合できなくなるリスクを低減する目的として、2018年10月から2019年5月に排水処理施設の増強工事を実施しました。
フッ酸排水処理は、土壌汚染の問題で建屋に収納する必要があり、建屋を増築しなくてはならないところ、増築は多額の費用と工程をストップする期間が長くなるリスクがあるため、増築は実施せずにレイアウトを工夫し、増強を図りました。
その結果、排水処理能力は2014年度比で研磨排水の「バックグラウンド(BG)排水処理が22%アップ」および「ふっ酸排水処理、BOD排水処理が61%アップ」を達成することができました。

Copyright SANKEN ELECTRIC CO.,LTD.