環境について

気候変動への取組み

気候変動への考え方

サンケングループは従来より環境負荷の低減活動を実施し、グループ会社でのCO2削減に努めてまいりました。地球温暖化による気候変動は、我々と地球環境の健全性を脅かすリスクであり、我々のビジネス、お客様、サプライチェーンにも影響を及ぼしています。それらの気候変動を起因とする様々な問題に対し、役割を果たさなくてはならないと考えています。
昨今では、次世代への責任としてカーボンニュートラルの実現に向け、従来の動きをさらに加速させた事業活動を行っております。具体的には、エコ・省エネ、高効率製品の提供を行うとともに、事業活動を通じて排出されるCO2の削減の2つの側面から貢献をいたします。
気候変動は、リスクをもたらす一方、サンケングループとしての企業価値を高める機会でもあると認識しています。

推進体制

カーボンニュートラルの実現に向けてサンケングループではESG経営を統括する「サステナビリティ委員会」を設置。「環境部会」を中心に「環境対応チーム」を展開し、グループ全体のCO2の把握と施策の進捗の確認を行っています。

サステナビリティ委員会

情報開示

CO2排出量の低減に向けて、GHG(温室効果ガス)の把握が基本であるとの認識のもと、SCOPE1・2について排出されるCO2量の把握を行い、公表しています。
SCOPE3につきましては、内容の精査を進めています。また、TCFDに沿った情報開示を2022年6月より行っていきます。

具体的目標

地球温暖化を防ぐためには、2030年までの期間が今後の動きを左右する重要な時期と認識しています。気候変動に対する具体的取組みとしては、各事業所での節電活動、設備更新における「CO2削減効果」を考慮した設備投資、各拠点での太陽光発電の積極導入、再生可能エネルギー・自然エネルギーの積極活用を行っています。それらを通じてサンケングループではカーボンニュートラルを目指してまいります。

省エネ法・地球温暖化対策推進法への対応

「省エネ法」ならびに「温対法」に基づき、エネルギー管理統括者等の選任、ならびに実績報告対象の全事業所が中長期計画書および定期報告書を監督官庁に提出しています。今後も法令に基づいたエネルギーの管理および有効活用に努めてまいります。尚、「再生可能エネルギー」の推進としては、全社的に「太陽光発電」の導入を進めています。福島サンケンではすでに導入しており、石川サンケンについても導入予定としています。

省エネ推進会議

当社は、温暖化ガスであるCO2の排出量削減の重要性を認識し省エネ対策に取組んできました。
省エネ推進会議では、各部署で改善を進めている課題の解決や、他部署に展開できる対策の水平展開を図ると共に、定期的なパトロールで運用状況の確認と改善ポイントの抽出を行っています。

各事業所の取組み

石川サンケン 堀松工場カーボンオフセット計画

石川サンケンでは気候変動対策の取組みとして「堀松工場カーボンオフセット推進プロジェクト」を発足し、2025年までに堀松地区の電力使用によるCO2排出ゼロに向けた施策を展開しています。
電力を起源とするCO2排出の削減については、計画的な高効率・省エネ設備の導入・更新や運用改善、生産ラインにも踏み込んだ省エネ施策、太陽光発電システムの設置、CO2フリー電力への段階的切替などにより使用電力を100%再生可能エネルギーでまかなう環境配慮型の工場を目指します。
また、敷地内の森林整備による環境保全活動を継続し、生物多様性への対応と環境負荷の軽減に努め、脱炭素社会への実現に貢献してまいります。

カーボンオフセットへの具体的な取組み

◆ 最終目標 2025年 電力使用によるCO2排出量を「ゼロ」に
CO2排出量削減の推進 太陽光発電による電力、水力発電由来による電力をバランス良く調達。併せて電力削減活動及び森林吸収によりCO2削減を図ります。

使用電力削減活動

2025年までに堀松地区CO<sub>2</sub>排出量ゼロ化、石川サンケン全体で2030年に46%以上削減を目指す
2025年までに堀松地区CO<sub>2</sub>排出量ゼロ化、石川サンケン全体で2030年に46%以上削減を目指す
石川サンケン堀松地区 全景

石川サンケン堀松地区 全景
敷地面積 306,543m² 延床面積 全体24,680.46m²

福島サンケン 太陽光発電の設置(増設)

設置(稼働開始)2020年12月〜
再生可能エネルギーの導入として、3号棟屋上に202.5kWの太陽光パネルを増設し省エネ効果を高め工場の強靭化を図りました。又、遮熱効果により夏場のエアコン稼働を大幅に抑える事ができました。

発電出力 202.5kW(過積載対応)
パワーコンディショナー 10kW×15台
投資額 31.6百万円

福島サンケン 太陽光発電の設置(増設)に関しては、引き続き2022年度には、500kWを発電できる太陽光パネルを増設し総使用電力量の7%を補う予定です。のみ追加でお願いします。引き続き2022年度には、500kWを発電できる太陽光パネルを増設し総使用電力量の7%を補う予定です。

福島サンケン太陽光発電1
福島サンケン太陽光発電2

福島サンケン 「再生可能エネルギー」の積極的導入、電力証書の購入

2022年4月から使用する全ての電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替えました。東北電力様から水力・地熱などで発電した電力を購入し年間7千トンのCO2排出量削減効果を実現していきます。

福島サンケン 東北電力様とのコラボレーション

再生可能エネルギーの由来についてより詳しく理解を得るため、東北電力様のご協力のもと水力・地熱発電所の視察を行いました。柳津西山地熱発電所は地形を考慮し自然環境との調和を考えて開発された発電所です。

柳津西山地熱発電所

柳津西山地熱発電所

東北電力奥会津水力館 みお里 MIORI

東北電力奥会津水力館 みお里 MIORI

サンケン電気 半導体信頼性評価センター

2019年4月、石川サンケン本社敷地内に「半導体信頼性評価センター」が稼働しました。これまで、本社・石川サンケン数か所に分離していた製品評価を1ヵ所に集約する事により、製品開発の評価スピードを改善する事ができました。
また、環境面においても、排熱を考慮したフロア設計および評価装置を集約した事による空調効率の改善によって、電力料金を年間22百万円削減する事ができました。

半導体信頼性評価センター
半導体信頼性評価センター

サンケン電気 ものづくり開発センター

2021年4月、本社敷地内に開発と生産が一体となったプラットホーム開発技術の拠点となる「ものづくり開発センター」を建設し、新製品開発の効率化を進めています。
また、環境面においても、室内照明にライトシェルフやトップライトを採用。昼光を取入れる事による自然エネルギーの利用によりCASBEE評価Aを達成しております。

本社「ものづくり開発センター」

本社「ものづくり開発センター」

3階試験室

3階実験室

サンケン電気 本社 省エネルギー施策

2021年度は、下記の省エネ施策を行い電気使用量を削減しました。

改善内容 使用量(年間)
削減電力 CO2換算 金額換算
ポンプユニット更新(5.5kW→3.5kW) 30,660 kWh 13,521 kg 613,200円
会議室空調機更新(23.5kW→21.5kW) 3,456 kWh 1,524 kg 69,120円
照明器具LED化(54台) 2,477 kWh 1,092 kg 49,540円
削減効果 36,593 kWh 16,138 kg 731,860円
  • CO2換算は、2020年度 東京電力エナジーパートナーの排出係数 0.441kg-co2/kWhから算出
  • 金額換算は、本社電気料金より算出
  • 小数点以下は切り捨て