インバータに関するQ&A

  1. すぐにインバータを運転させたい。
  2. インバータを動かすとノイズが発生し、他の機器が誤動作する。
  3. インバータの寿命はどのくらいですか?
  4. インバータの動作はどうなっていますか?
  5. もっとインバータを使いこなしたい。

Q1
すぐにインバータを運転させたい。
A

取扱説明書を参照し、下記の手順を行うことにより運転が可能です。

  1. 配線を正しく行う。
  2. パネルにて周波数設定を行う。
  3. 運転キーを押す。

Q2
インバータを動かすとノイズが発生し、他の機器が誤動作する。
A

インバータは、制御の動作原理上ノイズが発生し、他の機器へ影響を与える場合があります。 ノイズは、伝導・誘導・輻射に分けられ、影響の状況に応じた対策が必要です。 ノイズによる影響を軽減させるため、AC・DCリアクトルやノイズフィルタの接続、 配線の金属管中布設によるシールド、制御線のシールドケーブルへの変更等を行う必要があります。 詳しくは当社までご相談ください。

伝導ノイズ
インバータ内で発生したノイズが、配線等の導体を伝わって周辺機器へ影響を与える場合です。
誘導ノイズ
ノイズ電流が流れているインバータの入力側と出力側の配線に周辺機器の配線、信号線を近づけると、電磁誘導や静電誘導によってノイズが誘導される場合です。
輻射ノイズ
インバータ内で発生したノイズが、入力側や出力側の配線がアンテナとなって空中に放射され周辺機器に影響を与える場合です。
Q3
インバータの寿命はどのくらいですか?
A
部品名 設計寿命
SVC06 vm05
冷却ファン 連続運転で10年を目安 1万〜3.5万時間を目安
(連続運転で2〜4年)
平滑用電解
コンデンサ
  1. 年平均インバータ周囲温度35℃
  2. 稼動負荷率80%、稼動率12h/日、365日/年
上記の状態で10年を目安
  1. 年平均インバータ周囲温度35℃
  2. 稼動負荷率80%、稼動率12h/日、365日/年
  3. インバータ上部カバーなし
上記の状態で10年を目安
保守点検について

【 定期点検のお勧め 】

上記、弊社推定寿命値がありますが、インバータでは点検項目にあります内容について、定期点検をお勧めいたします。

アルミ電解コンデンサの寿命

また、内部で使用しているアルミ電解コンデンサは、周囲温度との関係で規則性(アレニウスの法則*)があり、周囲温度の影響を受けやすくインバータ寿命を左右します。 インバータを高温環境でご使用された場合、末永くご使用いただくには、アルミ電解コンデンサは標準交換年数内であっても新品交換していただく必要があります。

* アレニウスの法則(10℃ 2倍則)
周囲温度が10℃高くなると寿命は1/2になり、10℃低くなると寿命は2倍に延びる特性があります。

Q4
インバータの動作はどうなっていますか?
A
インバータの動作

インバータは、交流入力電源を整流回路にて「直流」に変換します。 「直流」ではモータの回転数を制御できませんので、「直流」をPWM(パルス幅変調)制御インバータにて「交流」に変換します。 この「交流」は矩形波と呼ばれるパルスであり、パルス数(キャリア周波数によって異なります)とパルス幅を最適に制御して出力します。

この時の電圧と周波数の関係はV/Fパターンで表されます。 また、モータ回転数とインバータ出力周波数の関係は下記の計算式で表すことができます。

モータ回転数とインバータ出力周波数の関係
Q5
もっとインバータを使いこなしたい。
A

vm05シリーズ又はSVC06シリーズへのアップグレードで、カスタマイズ機能による専用化をはじめ、最適なソリューションを提案します。 現在お困りの事項やご要望など、是非お問い合わせください。

  • 専用にカスタマイズしたコントロールデバイスを提案
    お客さまのご要望や仕様、ご使用目的に最適化したソフトウエアで「専用インバータ」化が可能です。
  • ご用途や機械に対応できる制御アルゴリズムを採用
    豊富な制御パラメータ、設定値を標準装備。標準で様々なシステムに対応します。
  • 通信機能やデータロック機能など使いやすさとセキュリティも追求
    データバスへも対応する通信機能(オプション)、データロックやパスワード機能などセキュリティも万全です。
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