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2018年

インドネシアでのUPS製造販売事業の開始について

2018年4月16日

現地企業との提携に基づき技術指導・部品活用・販売網アクセス獲得
唯一の「メイド・イン・インドネシア」のUPSとして、インドネシアにて全国展開

サンケン電気株式会社(以下、「サンケン電気」)は、インドネシアの現地法人サンケンインドネシアを通じて、現地の有力企業スカイ・エナジー・インドネシア社と提携関係を樹立し、「メイド・イン・インドネシア」のUPS(無停電電源装置)を、インドネシアにおいて全国展開することとなりましたので、お知らせします。

本日4月16日に提携趣意書に調印したパートナーであるスカイ・エナジー・インドネシア社は太陽光パネル関連の販売ネットワークに強みをもつ会社で、インドネシア最大の国産バッテリー・メーカーであるニプレス社のグループ企業であります。

今回の新ビジネスの特徴としては、①インドネシアの現地企業と提携して、②現地で生産された部品やバッテリーを活用し、③サンケン電気のインドネシア製造子会社にて設計、生産を行ったUPSを、④提携先のネットワークを活用してインドネシア国内で販売する、と言う構成および役割分担となっています。

今回の提携関係の対象となるUPSは、サンケン電気が日本国内で生産販売している「SMUシリーズ*」で、これをサンケンインドネシアにて、まず約20名の人員を投入して、今年度中に生産立ち上げを行い、順次、生産数量を引き上げて行く予定です。3年後の2020年度においてはインドネシアでの年間売上高10億円を目標としています。

*SMUシリーズは、サンケン電気におけるUPS 製品の売上合計が年間約50億円ある中で、その約15%を占める主力商品です。

事業開始の背景

インドネシアでは経済の高度化やビジネスのIT化進展に伴い、それらのビジネス基盤としてのUPSに対する需要が拡大傾向を強めてきております。UPSの市場規模は同国経済全体の成長率5%前後を上回る、年率約10%で成長してきており、2017年で約150億円に達しています。そのようなUPS市場の中でも、特に一般オフィスや小規模データセンター等の用途については、更に一段と高い需要の伸びが期待されています。

以上のようなインドネシアにおけるUPSのビジネス環境を踏まえ、従来からUPSの設計、生産、販売、保守において日本国内で高い評価を得ているサンケン電気が、ニプレス社ならびにスカイ・エナジー・インドネシア社と提携して、UPS用バッテリーの供給を受けるとともに、販売チャネルへのアクセスを得て、ビジネス展開を開始することとしました。

インドネシアでは従来から、欧米のメーカーが中国等で生産したUPSを輸入販売してきていましたが、需要の高まりの中でインドネシア国産UPSの登場に期待が高まっていたことから、サンケン電気がインドネシアの現地法人で、現地企業の協力を得て設計から始めて生産、検査までを担う仕組みを構築するとともに、現地市場の特徴に合わせたマーケティングと販売を強化しようとするもので、ここで生産されたUPSは初めての「メイド・イン・インドネシア」製品の販売となります。

今回のビジネス展開の最大のメリットは、日本で培った高品質の「モノづくり」をインドネシアに移植し、リーズナブルな価格で提供することです。高い基本性能を持ち確かな運用実績を誇る製品に、現地生産の部品およびバッテリーを組み込むことにより低価格を実現し、厳格に品質管理の施された工程で生産することにより、信頼性の高い製品を提供することが出来ます。競合先の提供する同等性能のUPSと比べ、価格面、品質面での明確な差別化が図れるものと見込んでおります。

今後の展開

今回の販売対象となる「SMUシリーズ」は、その特徴として、①低騒音であること、②効率が高いこと、③出力の安定性が極めて高いこと、が挙げられます。インドネシアではこれらの特徴を生かして、主に一般オフィスのバックアップ用や工場の生産ラインにある製造設備などに向けて販売を計画しています。

なお、この度の提携により、サンケンインドネシアで製造した「SMUシリーズ」は、スカイ・エナジー・インドネシア社がインドネシア国内における総代理店として、「JSKYE」ブランドにて販売を行う予定です。

その後の第二ステップとしては、サンケンインドネシアが、インドネシアの理工系大学との連携を深め、UPS専任エンジニアを現地のナショナル・スタッフとして採用し育成を図るなど、設計段階からのインドネシア現地化を促進し、更には保守サービスに携わるスタッフの充実なども図ってまいります。

更に、サンケン電気では今後の更なる関連・派生ビジネスとして、太陽光発電システムに係るパワーコンディショナー(電力変換装置)のインドネシアにおける製造・販売についても視野に入れ、ビジネスとしてのフィージビリティーの検討を積極化させて行きます。

ご参考

〔サンケン電気の概要〕

名称 サンケン電気株式会社
所在地 埼玉県新座市北野3丁目6番3号
設立 1946年 (昭和21年)
事業内容 半導体デバイス、LED、スイッチング電源、無停電電源装置等の製造・販売
代表者 取締役社長 和田 節
売上高 1,587億円 (2017年3月期)

〔サンケン電気インドネシア現地法人の概要〕

名称 PT. Sanken Indonesia
所在地 MM2100 Industrial Town, Block GG-8, Cikarang
Barat, Bekasi 17520, West Java, Indonesia
設立 1997年
事業内容 スイッチング電源等の電源ボードの設計・製造・販売
代表者 曽根 嘉行
総人員 約1,100名

〔スカイ・エナジー・インドネシア社の概要〕

名称 PT. Sky Energy Indonesia, Tbk (インドネシア証取:JSKY)
所在地 Jalan Raya Cicadas No. 258,
Gunung Putri 16964, Bogor - Jawa Barat, Indonesia
設立 2008年
事業内容 太陽光発電パネルの製造・販売、太陽光システム、浄水システムの販売
代表者 Jackson Tandiono
総人員 約120名

〔二プレス社の概要〕

名称 PT. Nipress, Tbk (インドネシア証取:NIPS)
所在地 Jalan Raya Narogong Km 26 Cileungsi Bogor, 16820 Indonesia
設立 1970年
事業内容 自動車、バイク、産業機械用のバッテリー製造・販売
代表者 Jackson Tandiono
総人員 約1,148名

本件に関するお問合せ先

財務IR統括部IR部 TEL: 048-487-6121 (直通)

以上

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