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2016年

低IRを実現したトレンチ構造のショットキバリアダイオード「FMET」シリーズを開発

2016年7月21日

サンケン電気株式会社は、電源回路に最適なトレンチ構造のショットキバリアダイオードを開発し、サンプル出荷を開始しました。量産出荷は2016年11月から、月産300万個の出荷を見込んでいます。価格につきましては弊社窓口へお問い合わせください。

1. 開発背景

今日の家電、産業、OA機器は電源に更なる高効率化、大電力化を求めています。この背景の中、整流回路にも高効率化、大電力化、小型化、高温環境に対する対応が求められるようになってきました。サンケン電気では従来のショットキバリアダイオードより低抵抗、低IRで大電流仕様の「FMET」シリーズを開発致しました。
「FMET」シリーズはトレンチ構造を採用し、低IRを実現したショットキバリアダイオードです。低IR化により逆方向の損失を低減し、発熱を抑制するため、放熱器やPCB基板の小型化による電源の低コスト化に貢献します。また、高温動作時の熱暴走懸念を低減し、電源の信頼性向上に寄与します。さらに、チップの低抵抗化を実現し、大電流用途のスイッチングノイズを低減します。



2. 特長

(1) 低IR

トレンチ構造を採用することで表電極面の電界を緩和し、低IR化を実現しました。(従来品比80%削減 100V/30A品)
高温動作時の熱暴走懸念を低減し、ダイオードの並列接続数の削減、放熱器やPCB基板の小型化に貢献します。

(2) スイッチングノイズ低減

弊社従来品(100V/30A定格スペック)と比較し、大電流用途(ハードスイッチング)のノイズを低減しております。

(3) 大電流製品をラインアップ

耐圧は100V/150V、電流定格は10A〜40Aまで8製品をラインアップしています。



3. 用途

AC/DC電源、DC/DCコンバータ、アダプタ 等



4. 仕様概要

製品名 パッケージ VRM IF(AVG) VF IR
VF
(typ)
125℃
IF IR
(typ)
125℃
VR
FMET-21510 TO-220F 100V 7.5A x 2 0.57V 3.5A 0.7mA 100V
FMET-22010 10A x 2 5A 1.0mA
FMET-23010 15A x 2 7.5A 1.3mA
FMET-24010 20A x 2 10A 2.0mA
FMET-21015 TO-220F 150V 5A x 2 0.57V 2.5A 0.7mA 150V
FMET-21515 7.5A x 2 3.5A 1.0mA
FMET-22015 10A x 2 5A 1.3mA
FMET-23015 15A x 2 7.5A 2.0mA

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本製品に関するお問合せ先

営業本部営業企画統括部プロモーショングループ TEL:03-3986-6168


以上

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