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2010年

液晶テレビのバックライトLED駆動用IC「BL1615BA」を開発
〜多彩なDimming機能を搭載、3Dテレビなどのバックライト制御に最適〜

2010年12月9日
BL1615BA

サンケン電気株式会社は、液晶テレビのバックライトLED駆動用IC「BL1615BA」を開発しましたのでお知らせします。「BL1615BA」は最大60V、150mAのLED駆動回路を16チャンネル搭載、Dimming機能や各種保護機能を充実した高機能LED駆動用ICです。

3Dテレビは2Dテレビ以上に高度な画像処理が必要となり、バックライトにおいても様々な制御が行われています。「BL1615BA」は多彩なDimming機能を搭載しており、きめの細かいバックライト制御が可能です。

サンプル価格は1000円です。量産出荷は2011年6月より月産10万個でスタートし、2012年6月には月産100万個を見込んでいます。

1. 概要

  • 16チャンネルの多機能LED駆動回路を内蔵し最大192個のLEDを駆動可能。
  • 高耐圧・高精度の定電流駆動回路を内蔵し、少ない外付け部品で自由度の高いLED駆動が可能。
  • 画像制御部との通信用にシリアルインターフェース機能を搭載し、最大30個の「BL1615BA」を個別に制御可能。
  • LED駆動制御として、Dimming(*1)、Scanning(*2)、電流調光(*3)を内蔵しチャンネル単位に制御可能。
  • 各種保護機能を内蔵、LEDの開放や短絡、電流値設定抵抗のショートなどの異常を検出/保護し、Fault信号を出力。
  • LED駆動回路に印加する電圧が適切な値となる様にコンバータ電圧を制御する電圧制御機能を搭載。

*1.Dimming:PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)で行う調光。LEDをパルス点灯させ、点灯時間と消灯時間を制御することで輝度を調整するバックライト制御技術。
*2.Scanning:LEDの点灯タイミングを画像に合わせてずらす事でクロストークを低減するバックライト制御技術。
*3.電流調光:LEDに流す電流を変化させて輝度を調整する、バックライト制御技術。

2. 特徴

(1) 耐圧60V、LED電流150mAの高耐圧定電流駆動回路を16チャンネル搭載
(2) 各チャンネルの定電流値を一括設定(外部抵抗で設定)
(3) チャンネルの並列接続による駆動電流増加に対応
(4) LEDに電力を供給するDC/DCコンバータを外付けで構成しているため、複数の駆動用ICを使用する際に少ない外付け部品で対応可能
(5) シリアルインターフェース機能搭載(1.8V〜5Vのロジックレベルに対応)
(6) アドレス機能を搭載し、最大30個の「BL1615BA」を1つのマイコンで制御可能
(7) 各種Dimming制御搭載

  • Dimming :チャンネル毎のオンパルス幅変調制御機能(4096階調)
  • Scanning :チャンネル毎の動作タイミング調整によるスキャン制御機能(4096階調)
  • 電流調光 :チャンネル毎の駆動電流調整機能(64階調)
  • 外部PWM信号入力による一括調光制御(シリアル通信を行わない場合)

(8) 各種保護機能搭載

  • LED短絡/開放保護(Fault信号出力)
  • 過熱保護(自動復帰)
  • 入力電圧低下検知
  • 短絡保護

(9) 小型/高放熱パッケージ採用

  • 48ピンPLPパッケージ(7×7×0.6mm)

3. 製品仕様

項目 記号 規格値 単位
LED端子電圧 VLED 60 max V
LED電流 ILED 150 max mA
許容損失 PD 1.0 W
チャネル部温度 Tch -40 〜 +150

以上

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