HOME > ニュース > 2010年 > LED照明用電源「LSA22S42」を開発 専用制御IC採用で大幅な小型化を実現 従来の蛍光灯灯具にそのまま設置が可能

2010年

LED照明用電源「LSA22S42」を開発
専用制御IC採用で大幅な小型化を実現
従来の蛍光灯灯具にそのまま設置が可能

2010年4月8日

サンケン電気株式会社は、22W出力蛍光灯型LED照明用電源「LSA22S42」(従来の40W蛍光灯相当)を開発、量産出荷を開始しましたのでお知らせします。当面月産3千台でスタートし、2011年には月産10万台を見込んでいます。サンプル価格は1台6,000円です。

1. 開発背景・製品概要

蛍光灯に代わる次世代の照明としてLED照明が注目されています。弊社では、これまでもLED照明用に、LEDやその駆動用ICなどのデバイスを開発・販売してきましたが、この度、ライティングトータルソリューションの一環として、これらに電力を供給するLED照明用電源「LSA22S42」(出力電力22W)を開発したもので、当社としては初となります。

照明用電源は全ての出力電力で高調波規制がされており、その対策のためにPFC回路などの力率改善回路が搭載されています。

「LSA22S42」は、22Wと低出力電力な蛍光灯型LED照明専用電源のため、新回路を採用した専用制御ICやトランスを搭載したことで、力率を悪化させる入力電解コンデンサを、不要にでき(特許出願中)、PFC回路を搭載しない1コンバータ方式(電力変換が1回)を採用しながら高調波規制に適合しました。PFC回路とコンバータ回路を搭載する従来品(電力変換が2回)に比べ、部品点数を約3割削減でき、大幅な小型化(電源体積で約70%)を実現することができました。

従来の蛍光灯は灯具の中に電流を安定させるための電子安定器が取り付けられています。蛍光灯型LEDは、LED照明用電源が必要で、従来の蛍光灯灯具の中にある電子安定器を取り外して電源を設置するため、電子安定器とほぼ同サイズ・同形状(D42.4×W274×H25、C:10.5)の「LSA22S42」はそのまま灯具の中に納めることが可能で、工事工数削減や省スペース化も図れます。

さらに「LSA22S42」はダイオードなどの主要部品にも自社製品を使用していますので、高信頼です。(半導体の内、約15%)

2. 特徴

(1) PSE認定(JET0869-61010-1005)/CB認定(TUV IEC61347-2-13)

・PSE
Product Safety Electrical Appliance & Materialsの略。
経済産業省が定める、電気用品についての安全規格。
・CB
Certificated Bodyの略。国際規格(IEC規格---International Electrotechnical Commission)
をベースにした、各国の安全規格の各国間の相互認証システム。

(2) 出力電圧42V

電気用品安全法で安全電圧と規定されている電圧45V以下ですのでLED側の設計が容易。

(3) 高力率(0.99:AC100V入力時)、高調波規制対応(IEC61000-3-2 Class C 25W以上)

(4) 2次側定電流駆動

LEDを一定の電流で駆動する方式。一定の電圧で駆動する定電圧駆動に比べて、LEDのバラツキによる明るさのバラツキが少ない。

(5) LED駆動用IC、トランス、ダイオードなどの主要部品に自社製品を使用

3. 製品仕様

項目 仕様
入力電圧 AC100〜240V
効率 85% typ
出力電圧 30〜40V(10〜12チップ用)
出力電流(定電流) 540mA ave±10%
出力電力(最大) 22W
突入電流 1.2A(フィルタ部含まず)
外形サイズ D42.4×W274×H25(C10.5)
入出力接続 電線

以上

Copyright SANKEN ELECTRIC CO.,LTD.