2006年5月22日

降圧スイッチング方式レギュレータIC
「SI-8000HFEシリーズ」を発売
出力電流5.5A、外付け部品4点で降圧回路の構成が可能に

 サンケン電気株式会社は、小型パッケージ(TO220F-5Pin)でありながら出力電流5.5Aを供給可能にした降圧スイッチング方式レギュレータIC「SI-8000HFEシリーズ」(出力電圧…可変タイプ:0.8〜15V、固定タイプ:5Vの2種)を開発、サンプル出荷を開始しましたのでお知らせします(6月1日から量産出荷開始予定)。当初は月産15万個でスタート、06年末には月産50万個を見込んでいます。サンプル価格は600円です。
 なお、面実装(TO263-5Pinパッケージ)のSI-8008HDも開発を予定しています。
SI-8000HFEの画像

1. 開発背景、製品概要
   近年、各種電子機器に使用されるマイコン、DSPなどのICは、機器の省電力化に伴い電源電圧が低電圧化し、同時に電源電圧は多岐にわたっています。またそれらのICに電源を供給するレギュレータICも高効率化のためスイッチング方式のレギュレータICを要求されることが多くなっています。
 従来、これらの機器で必要とされる電流は3A以下が圧倒的で、レギュレータICも出力電流3A以下の製品が大多数でした。しかし、機器に使用されるデジタルICが増加傾向にあり、3Aを超えるレギュレータICへのニーズが増加しています。
 そこで弊社では、小型パッケージ(TO220F-5Pin)で出力電流5.5Aを供給可能にした降圧スイッチング方式レギュレータIC「SI-8000HFEシリーズ」を開発したものです。「SI-8000HFEシリーズ」では、出力電圧を安定化するための回路(位相補正)をIC内部に設けたため、レギュレータ回路に必要な外付け部品6点が4点で構成することができます。
 また、発振周波数を150kHzと高周波化したことで外付けの平滑チョークコイルの小型化(70kHz品比で実装面積約50%)を可能にしました。
 「出力電圧可変タイプは0.8Vから可変可能なため、近年のデジタルICの低電圧化に対応した電圧を容易に設定することが可能です。

<主な用途>
AV機器、大型OA機器、アミューズメント機器などのオンボードローカル電源

 
2. 特徴
・出力電流 5.5A
・高効率 83%(TYP、Vo=5V時)
・動作周波数 150kHz、平滑チョークコイルの小型化が可能
・保護機能 垂下過電流保護機能、過熱保護機能
・付属機能 出力オン/オフ制御機能内蔵(ソフトスタートも可能)
・出力オフ時の回路電流 400µA以下(TYP:200µA)で待機時の低消費電力化が可能
・回路構成外付け部品 入力/出力平滑コンデンサ、フライホイールダイオード、平滑用チョークコイルの4点
 
3. 外形寸法
SI-8000HFEの画像 SI-8000HDの画像
 
4. 仕様概要
項目 規格値 単位
SI-8008HFE SI-8050HFE
入力電圧 43 V
許容損失 25 W
出力電流 5.5 A
基準電圧 0.8 V
出力電圧 5.0 V
効率(typ) 83

以上

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