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トップメッセージ

時代の変化を見据え、社会との持続的な共生を目指して

はじめに

当社は昭和21年9月に、電力会社の研究所であった「東邦電力産業研究所」から独立し、「東邦産研電気」として現在の志木市に設立されました。昭和27年には現在の新座市に移転し、それ以来サンケン電気は新 座市を拠点として歩み続け、2016年9月5日にはおかげさまで創立70周年を迎えることが出来ました。

この70年間、様々なステークホルダーの皆さまに支えられながら、パワーエレクトロニクスとその周辺領域での最適なソリューションの提供に努め、お客様との価値観の共有を図ることで確固たる地位を築いてまいりました。今後もパワーエレクトロニクスを通じて新しい価値を創造することで社会的責任を果たしていく所存です。

コア事業である半導体デバイスでは、堅調な伸びを見せる自動車電装品向けICや今後大きな成長が期待されるモータコントロールIC、そして、産業機器や家電のみならず、様々な市場で求められる電力制御IC、パワーディスクリートなど、高付加価値を追求した先進的な製品を世界各地のお客様にお届けしています。このほか、永年培ってきた回路技術と制御技術を高度に融合させたパワーモジュール製品や創業以来一貫して技術革新に努めてきた電源機器(パワーシステム)製品など、特徴ある製品もお客様にお届けしています。

当社は、こうしたパワーエレクトロニクスに関わる多様なソリューションを提供し続ける企業でありたいと考えています。

サンケンのCSR経営

当社は「創立宣言」において、「産業・経済・文化の発展への寄与」を掲げており、その精神は「経営理念」において「半導体をコアビジネスに、パワーエレクトロニクスとその周辺領域を含めた最適なソリューションを提供することを使命とし、世界各地の産業・経済・文化の発展に寄与する」と明記され現在へ引き継がれています。

当社グループはこの「経営理念」の実践を通し、社会貢献することをCSR活動の軸として、「社会との関わり」、「厳正な企業経営」そして「地球環境の保全」といった観点からCSRの取り組みを行っています。
特に「地球環境の保全」においては、本業である「パワーの変換、制御に関連する製品開発」を促進することがより大きな貢献に繋がると考えております。

当社グループは、2015年度に3ヵ年の中期経営計画(15中計)をスタートさせ、「Power Electronics forNext “E” Stage」をスローガンに掲げて取り組んでいます。

この中期経営計画は、10年先まで見据えた長期的視点でそこに生きる当社グループの「ありたい姿」と、そこに至るまでの直近3年間の「あるべき姿」をあらわしたものです。当社の重点戦略市場である「車載」、「白物家電」、「モーター」、「産機」、「通信」、「新エネルギー」、「LED」は世界的な成長市場に軸足を置いており、市場にも顧客にも恵まれています。パワーエレクトロニクス分野での当社のプレゼンスは大変大きく、それは当社技術への信頼であり、これまでの70年間の実績によるものと言えます。

当社が得意とする「半導体を生み出すプロセス技術」、「IC・LED・センサーを組込むアッセンブリ技術」、「電源ユニットへ搭載する回路技術」、そして「大型電源を構築する装置化技術」のすべての要素技術を充分活かし、エコ・省エネを実現するための多様な製品を提供することでこれからも社会に貢献してまいります。

今後の取り組み

近年、エネルギー需要の増加にともなう環境破壊問題やエネルギー供給問題などを背景に、様々な環境規制が強化されています。例えば日本の省エネ規制、国際エナジースタープログラム、欧州ErP指令、米国EISA2007等が製品の電源部分の効率に厳しくかかわってきています。さらに自動車に関しては世界各地でより厳格な燃費規制、排出ガス規制が適用されております。
刻々と変化する環境の中でもサンケンの強みを発揮し、これらの課題を先取りし、社会が求めている高品質な「エコ・省エネ製品」を提供していくことで、ステークホルダーの皆様の期待に沿えるよう努めてまいります。

一方、「厳正な企業経営」のためにコンプライアンスおよびリスク管理を徹底しガバナンス強化を図ってまいります。また、それだけではなく、当社グループとしての「働き方改革」と「成長戦略」の両立というものを目指してまいります。ワークライフバランスを常に注視しつつ、「変革」と「育成」により人を育て、企業の成長へつなげて行くなど、社員が働きやすさと、自身の成長を実感出来る環境を作る経営に務めていきたいと考 えています。

変化の著しい21世紀に勝ち残り、そして企業に課せられた社会のニーズに対応するために、事業活動とCSR活動を一体化させたCSR経営を着実に成果に結びつけ、全てのステークホルダーの皆様からこれまで以上のご信頼をいただき、また世界の産業・経済・文化の発展に貢献する価値ある企業と認めていただけるよう、邁進してまいります。

本CSR報告書をご一読いただき、当社のCSRに対するご理解を深めて頂ければ幸甚です。

2017年6月

サンケン電気株式会社
代表取締役社長
和田 節

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